2014年11月30日日曜日

野沢菜

 冬の楽しみのひとつに漬物があります。写真は野沢菜です。津南では漬け物屋さんと契約栽培で、生産が盛んです。標高差を活かして、6月から11月まで収穫しています。私は漬けたり、漬けられなかったり、その年によって様々で、まだまだ年季が足りず、修行中といったところです。
 今年は何とか種蒔き(9月上旬)が間にあって漬けることができましたが、どうかな〜?
この野沢菜、漬け物としてはもちろんですが、春先になると酸味がでるので軽く塩出ししてから、煮干しの出汁で煮て食べます。「煮菜(にいな)」といって新潟や長野の郷土料理です。
 私の実家(長岡市)では油揚げ、人参、打ち豆、サバ缶なども入って具だくさんですが、津南の煮菜はシンプルに菜っぱだけが多いようです。
 お隣の長野県栄村で野沢菜を刻んで天ぷらにしたものをご馳走になったことがありますが、これもとてもおいしかったです。漬け物を天ぷらに・・・。驚くとともに、食材の限られる冬に、手を変え品を変え、色んなメニューに変身させる知恵に感心しました。他にも佃煮、あんぼ(米粉で作ったおやきのようなもの)の具、チャーハン・・・。とにかく野沢菜なしの冬は考えられない雪国津南です。


2014年11月21日金曜日

冬支度

 向こうの山が3回白くなったら、里にも雪が降ると聞いたことがありますが、次の寒気がきたらいよいよ雪…?まだまだやらなくてはならない仕事は山盛りあるので、一日でも遅くなりますように…。雪前の気ぜわしさを味わう度に関東で農業する友人をつい羨ましく思ってしまいます。それでも今年はさといらずの収穫が終わっているので去年(50cmの初雪にやられてしまいました。)に比べたら気が楽です。
 雪はまだ降っていませんが、それなりに冷たい思いをしているので、足の指にしもやけが、早くもできてしまいました。おかあは大変なんだぞ!とアピールしたら、私はもっと前からあると長女が言います。それを聞いた長男と次男もボクにもあると…。念の為、おとうにも聞いてみるとやっぱり…。家族でそういう体質なんだね、というところに話はまとまりました。