2012年3月25日日曜日

雪下にんじん

帰りはゆる~い上り坂で、これがきつい・・・。
 ようやく始まりました。今年もよろしくお願いします。

 3月になっても降雪があり、思うように農道の除雪が進みませんでした。この冬、大雪で津南町が盛んに報道されていたようですが、除雪の体制が整っているので日常生活は何の支障もなく送ることが出来ました。連日午前3時になれば除雪車が地鳴りのような音をさせてやって来ます。家も揺れるほどです。雪が多ければ1日2回はやって来ます。聞いた話では、大型のロータリー除雪車は一日でドラム缶一本(200ℓ)の軽油を空っぽにするとか・・・。
 畑までの道の除雪が終わるのをまだかまだかと待っていました。「どうしても」という注文に何とか答えようと、そりで運び出したりもしていましたが、対応できたのは、かわいい量だけです。軽トラ、運搬機、トラクターのありがたみがよくわかります。畑の雪が解けて乾かないとトラクターを使って掘り起こすことが出来ないのですが、そうなれば作業はぐ~んと、はかどります。石油なしでは日常も農業も考えられないのが現実です。

2012年3月3日土曜日

瀬戸田のレモン

新鮮でいい~香りがしました。
 広島県瀬戸田町から今年も無農薬のレモンが届きました。絞りはじめると、家中が柑橘類の清々しい香りでいっぱいになりました。このすばらしいレモンの育つ瀬戸田の景色や空気を直接感じてみたい・・・。いつかこの農家さんを訪ねてみたいと思っています。
 昨年、にんじんジュースを試作するにあたってせっかくだから、レモンにもこだわることにしました。出来上がったジュースは今までになく感動的なものでした。後味のレモンのさわやかさは、このレモンでなくては出せない味だと思いました。
 絞った果汁はさっそく人参と一緒に委託先に送りました。あのジュースがまた飲めるのかと思うと楽しみです。しかし、全く同じ味は不可能です。工業製品ではありませんし、それが手作りの良さだと思います。また、「記憶の味」を超えるのは、難しいものです。この「記憶の味」はちょっと厄介です。最初の感動がそのおいしさをよりいっそう増大させているように思います。「2回目はそれほどでもない」って結構ありますよね?